インドネシアから日本語学校、日本の大学進学への道

「インドネシアから日本語学校への道。さらに日本の大学にも進学」の動画を公開しました!

今回お話をお聞きしたのは、マへサ・パムガスさんです。メダン生まれ、バンドン出身の19歳で、2019年10月に来日しました。今春、東京にある日本語学校JET Academy を卒業し、明治大学の経営学部に進学します。目標に到達するためには、楽しいことだけでなく、努力もたくさんしなければならないことがわかるインタビューでした。

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インドネシア語でのインタビューは、こちらを覧ください。

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以下、要約です。 

◆日本語を勉強し始めたきっかけ

高校2年生のとき、インドネシアのNLECで日本語を勉強し始めました。日本の大学に行きたいと思った理由は、選択肢が広く、より国が発展しているし、MEXTや三井物産などの奨学金も充実しているからです。高校卒業後、日本の日本語学校に通うことに決めました。学費は私費なので、ちょっと大変なのですが、2学期目から生活費としてSENMOTOの奨学金をいただいています。 

◆東京の日本語学校に入った経緯

Japan-Indonesia Networkというエージェントを通して、JAT Academyに出願しました。準備期間には、バンドンで日本語講座(NLEC Bandung)を受け、日本語をたくさん勉強しました。日本語学校に入ることができる条件が、日本語を100時間以上勉強することか、日本語能力試験 N4以上を持っていることだったからです。また、日本に行ったときに助けになるよう、会話クラスに入りました。直接日本人と喋ることができるクラスだったのですが、じつは、先生は海二さん(キャリアダイバーシティ株式会社のCEO)でした。「これは間違ってる」「正しい」「こんな言い方はしないよ」など教えてくれるので、3ヶ月間でたくさん学ぶことができました。

◆日本語学校での生活

学校の生徒はみんな外国人です。インドネシア人もいますが、多いのは台湾人。マレーシア人、韓国人、フィリピン人、タイ人もいて、広い繋がりができてよかったと思います。友達同士では主に英語と日本語で会話をします。

◆日本の大学入試

日本留学試験や大学入試の面接のために、半年間は1日10時間勉強していました。学校で6時間、帰ってから4時間です。日本留学試験は、インドネシアのSBMPTN(公立高校入学合同選考)みたいなもので、入試そのものではありませんが、大学に入る時に必要なんです。大学入試は、英語で受けられる大学もあるけれど、基本は日本語を使えたほうが好ましいと思います。数学、物理、化学、生物、IPSはすべて日本語でした。でも、全部の科目を受けなければいけないわけではなくて、もし大学が日本留学試験、社会学(IPS)、もしくは数学(MTK)の結果だけ求めていたら、

その試験だけ受ければ良いです。明治大学は、指導言語は日本語のクラスに入るのですが、必要だった資格は日本留学試験と社会学、TOEFL iBTの結果(45点以上)だけでした。

◆日本に住んでいて、嬉しいこと、辛いこと

日本は、ずっと憧れていた国でした。実際東京で生活してみて、公共交通機関が便利だと思います。タクシーに乗らなくても、どこでも電車で行けるからです。コンビニが24時間あいているのもほんとうに便利。インドネシアだったら10時か8時までですから。だけどやっぱり、家族やインドネシアは恋しいです。家族とWhatsappでコミュニケーションは取るけれど、それでも寂しい。インドネシア料理は東京にもあるけれど、高いんです。ミーゴレンが1000円もします(笑)

◆ホームシックの解消方法

家族とZoomしたり、インドネシア料理つくったりすることです。両親にインドネシアからスパイスなどの荷物を送ってもらうこともあります。

 

◆日本を目指す方々へのアドバイス

家族との繋がりを切らないようにすることが大事です。ちょっとしたことでいいから毎日連絡して、時々は電話もしたほうがいいと思います。外国に住んでいると、ストレスや圧力があります。そんなとき、精神的に、いつも一番に支えてくれるのは家族です。勉強面では、たくさん日本人と喋ることをアドバイスしたいです。「日本語下手だから」と恥ずかしがらずに、道がわからないとかでもいいから、日本人に聞いてください、答えてくれますから。習ったことを積極的にアウトプットしてください。