災害への備えと発生時の行動~地震編~

皆さんがご存じの通り日本は災害大国であり、その中でも地震は危険性の大きく、また頻度の高い災害の一つでもあります。

 

皆さんの中には、地震に対して意識を持ちたいけれども、日ごろからどのような備えをしておけばいいのかわからない」「地震が発生した時にどのような行動を取ればいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に、地震が発生してから逃げ遅れたり、避難所での生活で慌てないためには、日ごろからの備えが非常に重要です。

 

そこで本記事では、地震に備えた対策や、いざ発生した時の行動を、詳しくそして分かりやすく一つ一つ説明していきます。

 

<目次>

1.地震が発生する前にすべきこと

①防災セットとは?

②家具を固定しよう

2.地震が発生したらまずすべきこと

3.地震が発生した後にすべきこと

①避難所について

②災害時の連絡方法

4.まとめ

 

1.地震が発生する前にすべきこと

 

1-1 防災セットとは?

防災セットは、災害が発生したことで電気や水道、物流が止まった時のためにあらかじめ用意しておくセットのことです。このように地震等の災害によって、それに派生して起こる災害を二次災害といいますが、電気や水道などのライフラインの断絶や、地割れ、火災が挙げられます。東日本大震災での津波や原発の事故もその例です。

防災セットは、リュックなどに入った市販のものもありますが高価なものが多く、自分で新たに作ることで中身のカスタマイズもできるのでお勧めです。ここでは、家の中で蓄えておくべき備蓄品と、避難するときに持っていく持ち出し品の二つに分けて紹介します。

 

【備蓄品】

 

食品

(缶詰、レトルト食品 / チョコレートや飴 / 調味料、スープ / 飲料水)

→理想は10日×人数分を用意

・ラップ、アルミホイル、新聞紙

ラップは食器の上にのせて節水、体に巻いて暖を取れる

・燃料(卓上コンロ、ガスボンベ)

・鍋、やかん

・割りばし、紙皿、紙コップなど

・毛布、タオルケット、寝袋など

・洗面用具(トラベル用歯磨きセット、石鹸、ドライシャンプー、タオルなど)

・カイロ、マスク

→カイロは体だけでなく食品を温めるのにも便利

・ティッシュペーパー、ウェットティッシュ

・予備のメガネ、補聴器

・簡易トイレ

 

【持ち出し品】

 

・懐中電灯

・予備の電池

・モバイルバッテリー

・乾パン、即席麺などの非常食

・飲料水(1人1日2~3L)

・救急医薬品(絆創膏、包帯、常備薬など)

・ろうそく、ライター

・貴重品

・現金

・健康保険証、、住民票、通帳のコピー

・軍手

・ナイフやハサミ、ドライバー、缶切りなどのマルチツール

・ティッシュペーパー、ウェットティッシュ(長持ちするもの)

・ビニール袋、ビニールシート

・毛布

 

既製品はAmazonなどで購入できます。また、以下のサイトも参考にしてみてください。

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88&i=kitchen&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss_1

 

1-2.家具を固定しよう

 

次に、地震が発生した時に、家具の転倒によって怪我をがをしたり、下敷きになったりしたりするのをグッズを使って防ぎましょう。

 

箪笥の下にジェル状のシートを敷いて耐震にしたり、棚の上部と部屋の天井をくっつける「突っ張り棒」と呼ばれる棒を使って転倒防止にしたり等、様々な種類のグッズが用途別に売られています。

(画像:東京くらしWEBより)

 

ホームセンターや通販で家具転倒防止用品は購入することができるので、チェックしてみてください。

 

2.地震が発生したらまずすべきこと

 

地震が発生した!まずすることは?

 

実際に地震が発生した時のシミュレーションを行いましょう。

 

【地震発生時】

 

まず、揺れているのに気づいたら、焦らずテーブルなどの下に隠れます。周りにテーブルがない場合は、大きな家具や落ちてくる恐れのあるものから出来るだけ離れ、伏せて頭を守りましょう。

余裕がある場合は避難経路確保として、扉を開けましょう。屋外にいる場合は、塀や自販機など倒れてくる危険性のあるものから離れます。カバンなどで頭を隠すようにします。

 

【揺れが収まったら】

 

まず火元がある場合は、火を消し、ガス漏れの危険性もあるのでガスの元栓も閉めましょう。

火災防止のため、ストーブなどの暖房機器の電源を切り、コンセントも抜きましょう。

漏電や、通電火災を防ぐため、停電時も、停電していない時もブレーカーを切りましょう。

家の中を歩くとき、蛍光灯やガラスの破片に注意し、状況によってはスリッパや靴を履きましょう。

ラジオや携帯電話で情報を随時入手し、場合によっては指示によって避難をしましょう。

 

3.地震が発生した後すべきこと

 

3-1. 避難所について

 

地震の規模が大きい場合は、地域の学校などの公共施設に避難します。自分の住む地域の避難場所は、自治体からの指示、もしくはホームページから確認することができます。

災害が発生する前に確認をして、家族の間でもどこに避難するのか話し合っておきましょう。

避難する際には自動車は使わず、徒歩で行きます。持ち出し品は無理のない範囲で持って行きましょう。

 

避難場所マップ

 

3-2.災害時の連絡方法

最後に災害時の連絡方法について紹介します。

2011年の東日本大震災の時、被災地への音声通話が集中して回線が非常に混雑し、通話がなかなか繋がらないという状態になりました。そこで、日本政府が災害用の連絡方法を提示しています。

 

「災害用伝言ダイヤル(171)」

→被災地にいる家族や友人の安否を、録音された音声を聞くことによって確認することができます。

流れるガイダンスは日本語のみですが、英語での使用方法は以下のWebサイトに説明されています。↓

 

Disaster Emergency Message Dial (171) | Corporate Information | NTT EAST

(総務省HPより抜粋)

 

「災害用伝言掲示板」

→電話番号を使って、文面で伝言を残したり、確認することができます。

 

(総務省HPより抜粋)

 

コミュニケーションアプリであるLINEも災害時に活用させることができます。

ステータスメッセージに安全であることを記入したり、自分の現在地をチャット内で知らせることで、他人の安否も確認できます。

 

詳しくはこちら:http://official-blog.line.me/ja/archives/54801265.html

 

4.まとめ

 

以上、日ごろからの備えや、地震が発生した際の行動・注意点について説明しました。

 

地震が発生する前にすべきこと

・備蓄品、持ち出し品の準備

・家具の固定

 

地震が発生した時にすべきこと

・体を守る

 

揺れが収まったら…

・ブレーカーを切る、火元や暖房器具を消す

・避難経路の確保

・ガラスに破片など足元にも注意

 

地震が発生した後にすべきこと(必要な場合)

・避難

・家族や知人へ連絡

 

災害が発生した時には、何よりも焦らずに行動することが大事です。あらかじめ確認事項をまとめ、家族などと話し合い、いざという時に備えましょう。

 

参考資料:

Yahoo 持ち出し品・備品チェックリスト

https://crisis.yahoo.co.jp/evacuation/knowledge/check

オクレンジャー 地震による二次災害

https://www.ocrenger.jp/archives/2229/

Yahoo 防災速報 地震 その時の行動とは?

https://emg.yahoo.co.jp/sokuho/column/earthquake

総務省 報道資料

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban05_02000026.html

災害時に役立つLINEの活用方法

http://official-blog.line.me/ja/archives/54801265.html