【インドネシア人材情報局】Vo.1 - 2025年上半期インドネシア人材市場のトレンドと動向

今回は「2025年上半期インドネシア人材市場のトレンドと動向」について解説いたします。
しばしば、お客様やお問い合わせで「インドネシア市場どうですか?」とお声がけいただきます。弊社としては「今年は急激に人材市場が盛り上がっています。」とお答えしています。その盛り上がっている理由となっているインドネシア市場の現象が「#KaburAjaDulu(カブル アジャ ドゥル / まず逃げろ)」なのです。
2025年2月〜3月あたりから、「#KaburAjaDulu」というハッシュタグがインドネシア人のSNS界隈で急激にトレンドとなりました。

直訳すると、「まず逃げろ」という意味合いになります。
では、どこから逃げるのか?答えは、「インドネシア」です。
では、なぜインドネシアから逃げる必要があるのか?
ここがポイントになります。
国際通貨基金(IMF)によると、インドネシアの失業率は5%程度と言われています。しかしながら、若年層(15〜24歳)に限るとその失業率は約16 %まで跳ね上がります。現地メディアでは、Z世代の1000万人が教育・就労についていない、いわゆる「ニート」だという報道も出ています。
つまり、現在のインドネシアは、若い人にとって仕事に就くことが非常に難しい状況なのです。優秀な大学を出ていても、です。優秀な人材はあまりスキルを必要としない仕事や短期契約社員での雇用などに流れてしまうのです。
インドネシアでは人口構成上、若い人が多く、働き口が追いついていない状態になっています。また、教育や雇用に関する予算を絞る現政権への不満も相まって、「早く海外に出よう!」という動きになっています。

実際に、弊社はLinkedInというSNSに1万1000名程のフォロワーがおりますが、そのうち3000〜4000名ほどは今年の2月〜3月にかけて急激に獲得した新規フォロワーです。つまり、その時期に、海外就職への機運が高まったと伺えます。
2025年7月20日の日経新聞には「インドネシア、高度人材が流出 海外で給料6倍、若年層は高学歴化」との見出しでニュースになっていました。この社会現象によって、インドネシアの優秀な人材が海外へ流出してしまっており、インドネシアの社会問題としても取り上げられているようです。
一方、日本の企業にとっては非常に追い風の時期にあります。この流れの中で、インドネシア市場を抑えられるか、かなり重要なタイミングともいえるでしょう。
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