異文化理解は信頼関係!インターン生へインタビュー第3弾!

2021年4月から早稲田大学国際教養学部の松村さんが弊社でインターンシップをしています。彼女は日本語教育や国際交流に関心があり、弊社でインターンシップを始めました。インターン開始から半年経った今、彼女の振り返りをインタビューをしました。

自己紹介

早稲田大学国際教養学部2年の松村早紀です。ムーミンが大好きで、いつかムーミンの生まれ故郷であるフィンランドに行きたいと思っています。

自分のモチベーションや関心

いろいろな人に会ったり、新しいことを知ったりすることが自分のモチベーションになっています。人と会って話をするたびに、自分にはなかった考え方や新しい発見があり、素敵だなと感じた部分は取り入れるようにしています。大学では主に日本語教育と環境問題について学んでいます。

キャリアダイバーシティでの活動内容

主に3つの活動をしています。

1つめはIRORI(囲炉裏)という、日本語学習者と私たち学生がオンラインでつながる日本語会話プログラムです。昨年は参加者としてでしたが、今年からは運営にも参加しています。企画や広報、参加者とのミーティングなど、全体を把握して進めていく活動には責任が伴いますが、他のインターン生と協力しながら楽しんでいます。

2つめは、インドネシアのJapan Career Daysと提携している日本語講座のお手伝いです。私は毎回の単語クイズ作りを担当しています。また授業の時間を少しいただき、日本に住む学生の目線から日本の文化や生活のルールに関するプレゼンもさせていただきました。

3つめは、先ほどのJapan Career Daysの授業に参加する学生を対象にした、Gado-Gado clubの運営です。Gado-Gado clubは日本語のアウトプットに慣れてもらいたいという目的でつくったフリートークの場です。参加者の募集や毎回のトピック決めを行い、気軽に参加してもらえる場所になるよう心がけて運営しています。

今後の自分のキャリア

日本語教育に携われたらいいなと考えていますが、正直に言うとまだ模索中です。

このインターンでの活動を通して、いろいろな国や宗教のこと、日本に住む外国人が困っていることなど、自分が知らなかったことがたくさんあるということに気づきました。これから様々な分野にふれて知見を深めて、自分のやりたいことを見つけようと思います。

自分の将来につながるインターン

相手のニーズを知ることの重要性を学びました。例えば、IRORIの参加者の中には日本の文化に興味がある方も多いですが、Japan Career Daysの授業の学生は日本で働きたいという目的を持って勉強しています。後者の場合、フリートークで取り上げる話題は日本の文化よりも、日本で働くときによく使うフレーズや、生活のルールなど実践的なものの方が興味を持ってもらえるということが分かりました。このように、相手が何を知りたいと思っているのかを把握することはこの先も意識していきたいと思います。

そして何よりも、相手のことを知ろうとする姿勢を大切にしたいです。外国の方とオンラインで話してみて、自分が知らなかったことをたくさん知れたことが単純に楽しかったですし、お互いの国の文化や宗教について理解することは信頼関係の構築につながるということも感じました。