インドネシア教育大学(UPI)と業務提携契約を締結しました

キャリアダイバーシティ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:和田海二)は、この度、インドネシア教育大学とインターンシップ生の受け入れに関して業務提携契約を締結しました。  

業務提携に関して

今回の業務提携契約の内容は、インドネシア教育大学言語・文学部 日本語教育学科の在学生がインターンシップをする際に、弊社が受け入れ企業として同大学の学生を採用するプログラムとなっています。インターンシップ期間は、3〜6か月で期間の延長も可能となります。

また、同プログラムを完了すると卒業認定に必要となる単位が最大20単位付与され、学位課程のカリキュラムの一つとなっています。

インドネシア教育大学について

インドネシア教育大学はジャワ州・バンドン市で1954年に教員養成学校として設立されました。大学院、研究所などを擁するインドネシア唯一の国立教育大学であり、現在は教育学だけでなく、純粋科学、数学、工学、文学、芸術、経済、ビジネス、社会科学を学ぶことができます。

インドネシア国内でも日本語教育のレベルの高さはトップレベルであり、毎年多くの日本語話者を輩出しています。現在は、茨城県と外国人材の受入れ促進に向けて協力覚書を交わすなど、日本への人材の送り出しにも注力しています。  

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今回の業務提携の背景

インドネシア政府は2020年にMBKM(Merdeka Belajar-Kampus Merdeka / 独立したキャンパス、学びの自由)と呼ばれる教育方針を打ち出しており、学生が自分の専門分野だけでなく、幅広い分野での知見を広げられるようにインターンシップ等の校外プログラムへの参加を推奨しています。

これはITやAIなどのテクノロジーの進歩により、仕事機会の需給が従来のものと変化が生じているためであり、より幅広い知見を有した人材の育成が急務であるという政府の判断に基づいています。

インドネシアの平均年齢は29歳であり、就職市場では売り手市場であるため、若者への就職機会提供が政府に期待されています。

弊社は、今後とも日本・インドネシア間の経済、文化、人材の交流を促進するほか、インドネシアの人材育成に貢献してまいります。